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診察や診断説明にもひと工夫を 2009-07-29

2009年8月から、ついに裁判員制度に基づく裁判が始まります。

殺人罪などで起訴されている裁判の場合、何が原因で死に至ったのか
その状況や症状そして死因などの説明を裁判員である一般の人全員に理解してもらうことは困難を極めます。


病院で患者さんに説明をする際、きちんと病気について伝えきれているといえるでしょうか。
また、患者さんは少しの疑問もなく先生の話を理解し診察を終えているでしょうか。

私は残念ながらYESと断言はできません。
もちろん病院の先生を信頼し、任せておけば大丈夫だという思いがあるからですが。


しかし、裁判員裁判の場合は人任せにはできません。
判断するのは自分自身だからです。


一対一の診察時であっても伝えきれない部分や理解しきれない箇所が往々にしてあります。
これは、普段聞きなれない専門用語や病名などが話の中に多少なりとも織り交ざっていることに一因があるかもしれません。

そこで考えられたのが、イラストやCGの活用です。
説明が複雑になるものでも、アニメーションやイラストを利用することで状況を認識してもらいやすくなります。
実際に目で見ることで理解が進むのです。

「聞くこと」
「見ること」
「触ること」
「嗅ぐこと」
「味わうこと」

この人がもっている五感をより多く活用することで、状況の判断がし易くなるためです。

高齢化社会が進む中、来院自体が難しい時代になってくる可能性を考えると、医師と介護・看護師など各スタッフとの連携強化が必須となり得ます。
この時に、より詳細により密に情報共有ができるよう文章+αの伝達法を考える時期にきているのではないでしょうか。

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