ブログは必要? 2009-08-12
最近では良く耳にするようになったブログですが、
そもそもブログとは何でしょう。
ブログとは、個人や企業などの担当者1~数人で運用し、日々更新される
日記的なWebサイトのことです。
ある話題について自らの考えや意見などを書き、公開したものが記事となります。
そのため、時系列順に記事が並んでいきます。
また、コメントやトラックバックといった機能を利用することで、他の人の意見を収集したり、
他の記事と自分の記事を関連付けすることも可能となるため、一方的な情報発信ではなく双方向のやり取りができることも特徴です。
つまり簡単にいうと
どんどん更新していくこと!
を目的としたものなのです。
ブログの特性として、記事の投稿数とブログの閲覧数には深い相互関係があり
一般的に記事を投稿すると閲覧数が上がるといった分かりやすいグラフが出来上がります。
通常、Webサイトに新コンテンツを追加してもここまで顕著に見られない動きをブログでは
見られます。
もちろん通常のWebサイトに新コンテンツを追加することが無駄という話をしているわけではなく、
さまざまな効果はあらわれますが、ブログよりもたくさんの要因が絡み合っているため
記事を1つ追加しただけですぐに何かが必ず変わることはマレだという話です。
これは、そもそも通常のWebサイトとブログでは目的が違うからです。
通常のWebサイトでは、お問い合わせや資料請求、PRなどさまざまな目的があり
その目的を達成するために、[知る][見る][興味][検討][アクション]といった各段階の人ごとに向けた
情報を公開することで、ゴールへ導きます。
それに対し、ブログは基本的には記事を読んでもらうことが目的となります。
そのため効果も分かりやすく出るということです。
記事が面白ければ読んでもらえる
気に入ってもらえればファンとなり継続的に読みに来てくれる
記事が更新されれば検索結果も上位表示されるようになる
記事数が豊富であれば検索にも引っかかりやすくなる
といった分かりやすい流れがあるからです。
この流れに乗れればブログは大成功です!
本来の目的が達成できているといえるでしょう。
では、更新されないブログを考えてみましょう。
記事が投稿されないまま放置されたブログは廃墟そのものです。
誰も見に来ず、記事もなく、はるか昔に書いた記事は風化していきます。
何の役にも立たないどころか悪いイメージまで与える結果となります。
こうなってしまっては、百害あって一利無し!
早々に閉鎖した方がよいでしょう。
結果、ブログなんて持たない方が良かった。。
となりかねません。
とは言っても記事の更新は大変です。
特に、個人的なものではなく公的なものであればなおさらです。
人手が少ないのに
実務が忙しいのに
記事にするようなことなんてない
などの理由から少しずつ破たんしていくブログも多々あります。
このようなことにならないためにも、ブログを開始する前に運用について
きちんと考えることが大切です。
誰がどんな頻度で何について書くのか。
負担はどの程度増えるか
などについて計画をたてましょう。
例えば、院内イベントを行っているクリニックの場合であれば
各スタッフが毎週持ち回りで
イベントの告知
イベントの風景・イベントを終えての感想
患者さんの声(数回)
といったサイクルで記事を投稿していけば書く内容にそれほど困ることなく
事前の情報収集もきちんと行えます。
スタッフが数人いれば1人の負担も少なく済み楽しみながら情報発信ができます。
はじめる前に先を見据える
これがポイントです。
流行りに乗るのではなく、自院に合ったサービスを取り入れてください。
ITの使いどころを考える 2009-08-03
先日、東京ビックサイトで行われた国際モダンホスピタルショウに行ってきました。

たくさんの方が来場していましたが、その中でも
電子カルテやIT化に関するサービスのブースにたくさんの人が集まっていました。
医師や、看護師などスタッフが不足状態になっている中、なんとか業務を効率化し、スタッフの業務を軽減しようという意志の表れではないでしょうか。
また、業務の効率化がコスト削減につながることも魅力的です。
もともとITというのは、繰り返し同じ作業をするような単純作業について人間が行うとどうしても時間がかかったり、ミスがでてしまう所を機械化することで、早く正確に行えるということで普及してきました。
機械は単純作業がとっても得意だからです。
気分や体調によって起こる人為的ミスなどもありません。(もちろん機械の故障などはありますが)
反対に、人間の良い所は心が通っているところです。
機械に「お大事に」と言われるのと、病院のスタッフに「お大事に」と言われるのでは、やはり受け手側の感じ方が違います。
ようは、TI化するにしても何もかもという訳にはいかないのです。
顔色を見て患者さんによって呼びかけ方を変えたりすることは、人間の方が得意だからです。
効率はものすごくよくても人気がない場所は、寂しく不安になるものです。
また、先ほどもお話しした通り機械は、先に想定したシチュエーション内でしか対応ができません。
融通がきかないのです。
このことを知ることは、とても大事なことで、IT化をする前に様々なシチュエーション
つまり例外を含め念密に考える必要があるということです。
ここが、うまく出来ていないと結果的に頭でっかちになり患者さんの要望に応えられないものとなって
しまいます。
クレームも多発し、お金をかけた分の効果は出ないでしょう。
「こんなシステム入れなければ良かった。」となりかねません。
●実際に私の知人が体験したケースとして次のようなものがありました。
健康診断に行った際のことですが、彼は胃カメラがとても苦手でした。
前年にも大変な思いをしたため、今回は来院時に看護師さんにその旨を相談し、
「それでは鎮痛剤を使いましょう」という話になり、とても安心しお任せすることになりました。
しかし、実際には鎮痛剤は使われず昨年同様とても辛い思いをすることになりました。
初めに話をした看護師さんの話が、胃カメラの担当の方に伝わっていなかったのです。
この病院はとてもITの設備が整っており、来院から会計まで一貫した管理ができるようになっていました。
そのため、待ち時間も少なく各医師や看護師も自分の所に回ってきた仕事を黙々とこなせば良いような状態になっていました。
健診中、一貫して同じ人が対応するというようなことがなく、システムも【胃カメラの際に鎮痛剤を使う】といった可能性を考えた作りになっていなかったため、患者の要望が末端まで届かなかったのです。
通常であればとても効率的にまわりますが、例外が起きた場合の弱さが露呈した事例といえます。
このようなことがないためにも、上手くITを利用し、ITに任せる範囲と人間が作業しなければいけないところを見極め活用したいものです。






